桓武天皇(かんむてんのう)の時代のこと(西暦761年〜804年)
昔むかしのある日、地獄田と呼ばれていた田んぼで、お腹の大きくなった女の人が働いていたんだけど、急に産気づいてない。そのまま田んぼで赤ん坊を産みおとしてしまったんだと。
なんと、驚いたことに、その赤ん坊は鬼の子だったっけど。つの生えていたんたべ。それから、このあたりのことを「鬼が生まれた田んぼ」ということで鬼生田という名前がついたんだべない。
その鬼の子は七歳になると、もう立派な体になって身の丈も五尺(150cm)くらいになったんだそうだ。つのも立派になってたんだべ。
そのうち、鬼の子は、家の人や村の人に乱暴ふるったり悪さしたりするもんだから、村の人や親たちは「鬼の子を殺しちまうべ」と相談していたら、鬼の子ってば、それをどこかで聞いていたんだない、その晩、どこかに姿くらませっちまったど。
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曹洞宗鬼生山
廣度寺
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